2010年7月7日
5日に東京都内で発生した局地的な集中豪雨を受け、都議会公明党の東村邦浩政務調査会長は6日、都庁内で、石原慎太郎知事あての緊急申し入れを行った。橘正剛副政調会長、大松成、小林健二の各議員も同席した。
席上、東村政調会長らは、今回の豪雨が1時間に107ミリの降雨を記録し、各地に浸水被害をもたらしたことを踏まえ、(1)現在の河川整備計画を上回る、50ミリを超える豪雨に対応できる河川の整備推進(2)被害の復旧や避難対策を講じる区市町村への財政支援――など5項目を要望。
応対した村山寛司副知事は「現在、50ミリを超える豪雨への対策を検討している」と述べた上で、「河川や下水の実態の分析など、被害の原因を検証し、対策を強化する」と答えた。