2011年9月10日
野田内閣発足からわずか1週間。「死の町」「放射能をうつしてやる」こう言い放った大臣が今日辞任をしました。
古の哲人は「言葉というのは心の思いを響かせて声に表したものをいうのである」と書物に記しています。
まさに「心がない」大臣の辞任劇でした。
「心を知る」「心を尽くす」「心を感じる」そうした言葉こそが相手の心に通ずるのだと思います。
立場上、私もいろいろな方とお会いをします。
老若男女、障害をもたれている方、難病で苦しんでおられる方など様々な人がいらっしゃり、多様な状況がある中、自分が言葉を発することに緊張感を覚えます。
「言葉というのは心の思いを響かせて声に表したものをいうのである」-であるならば、日々心を磨く努力を怠ってはならない。
今日の辞任劇はあらためて、自分自身の戒めともなりました。